こんにちは!
教養派アート入門メディア『3L museum』を運営している、白くま館長(@3Lmuseum)です。
お気に入りのバンドのフライヤーや映画のパンフレットを入手した際、どのように管理して見返していますか?
ポスターのようにそのまま壁に貼ったり、ファイルに保管して眺めたりと方法は様々かと思います。
その中で、今回は新たな観点での方法を紹介していきます。
それが、『簡易額装』という方法です。
簡易額装で自分の好きなポスターなどを壁一面に飾ることで、自分だけの美術館を作ることだってできるのです。
簡易額装のやり方
簡易額装の手順はとてもシンプルです。
2.額縁に入れる
3.部屋に飾る
たったこれだけで身の回りのポスターやフライヤー・ポストカードなどを、あたかも絵画のように飾ることができます。
ここからは簡易額装のポイントについて1ステップずつ解説していきます。
1.額縁を選ぼう
まずは額縁を選んでいきましょう。
額縁は世界堂などの画材屋で多く取り扱っています。
額縁って高そうなイメージがあるかと思いますが、実際は意外とそんなことはありません。
IKEAなどのインテリアのお店などでは数千円で販売されています。
最近だと楽天やamazonで購入する方法なんかもありますね。
2.額装してみよう
額縁を購入したら、実際に額縁に作品を入れてきましょう。
対象のものとしては、最初に挙げたポスターやフライヤー、ポストカード、自分で描いた絵など、なんでも大丈夫です。
最近はレコード用の額なんかも販売されているため、レコードなどの変則的な大きさのものも額に収めることが可能です。
ほかにも、子供の描いた絵を額装することで「自分をアーティストにしてしまう」なんて楽しみ方もできますね。
3.作品を飾ってみよう
作品を入れたら好きな所に飾るのですが、ポイントとしては壁にかけてみることです。
フォトフレームに入れて立てかけるのも、作品によってはとても良い味を出すと思うのですが、やはり壁にかけてみた方が絵画らしさが出て、アート感が一層に増してきます。
こうして壁にかけてみることで、「なんでもない紙がアートに見えてくる」なんてこともあるかもしれません。
また、壁にかけていくことでインテリアとの空間づくりにも役立ちます。
アートのあるインテリアって、なんだかおしゃれなイメージがありますよね。
このようにアートらしさを演出することで、ワンランク上のインテリアづくりが楽しめるのです。
そして何と言っても、家で鑑賞気分を味わうことができる点が一番の醍醐味です。
まるで自分のお気に入りのみを集めたコレクション展示会の中で、自分だけが鑑賞できるのです。
アートを額装することで、生活の彩りが華やかになるのです。
額装するのが不安な人向けのサービスも
「失敗したら嫌だな……」
上記で額装のやり方を解説しましたが、それでも不安な人には『Artgene』というサービスがオススメです。
Artgeneでは、自分で額装したい画像をアップロードすることで、厳選されたフレームや用紙でハイクオリティな額装をしてもらえるサービスです。
手軽に額装の魅力を体感することができるので、ぜひ試してみてくださいね!
【応用編】ワンステップ上のアートを楽しもう
「ポスターやポストカードは魅力的だけれど、一点だけの特別感に欠ける!」
そんな人に向けて、ひとつ応用を伝授します。
それが、上から塗りつぶすという方法です。
もう少し詳しくお話すると、落書きしちゃおうというニュアンスです。
一見すると台無しにしちゃうじゃんと思いますが、このやり方はアーティストも実践しています。
例えば、ゲルハルト・リヒターという芸術家は写真を絵の具で塗りつぶすことで、新たなアートを生み出しています。フランシス・ベーコンという芸術家も、雑誌の1ページに様々なアクセントを加えていました。
このように、台無しにするようでむしろ唯一無二のアートに近づける、なんてこともあるのです。
まさに新たな視点を感じられるのではないでしょうか。
また、自分で創作することで自身のアイデア力を鍛えることもできます。
アートには考えもつかないようないろんなことを実践できる可能性があります。
実際に色々と試行錯誤することで、あなただけのアートを作ってみましょう!
まとめ
今回は、簡易額装でアートを家で楽しんでみようというコンセプトで紹介しました。
ちなみに、この方法はデザインをアートに変換することができる例でもあります。
元々はデザインとして生まれてきたものでも、額装という工程を挟むことでアートになるのです。
デザインであれど、やっぱり額縁に入っているだけでアートのように感じると思います。
また、生活の中にアートがあると、なんだかおしゃれな気分になりますよね。
このようにインテリアにアートがあると、生活に彩りがついて楽しい気持ちになります。
あなたも簡易額装で身の回りのものをどんどん額装して、アートのある暮らしを実現していきませんか?